こんさーる日記の別館です


by orataki01

我々がこの国を変える(田坂広志氏講演抜粋)

※一部、私の考えが入っています。

■21世紀、起業家が挑戦すべき三つの変革とは何か

(1)市場の変革
(2)社会の変革
(3)企業の変革

起業家に求められるもの(山登りに例えてみる)
(1)技術(スキル)
(2)心得(すばらしい景色はすぐには見えない。苦節を覚悟せよ。)
(3)計画(雪が降るか雨が降るか日照りに成るか、対応した事業計画を)

もうひとつ大事なものは「ビジョン」

これから何が起こるのか、変化の中で何を目指すのか。ビジョンがない起業は羅針盤のない航海と同じである。

■起業家は企業中心市場を顧客中心市場に変革する

本質はひとつ。革命が起こっているということ。革命というのは何か新しいことが起こることではない。古代より革命は権力の移行(パワーシフト)を意味している。今、眼下に進行している革命は「情報主権の革命」。情報革命というと情報通信革命のことだと錯覚する人(経営者)がいる。情報主権は商品提供企業から顧客・消費者へ移行してきている。昔は商品の情報はチラシやパンフレット、テレビCMなど企業から一方的に伝えられるものだった。しかし、今消費者は別の消費者たちからいともたやすく商品の品質から相場価格まで情報を手に入れることができる。

価格も企業主導であり、値引きであってもそのイニシアチブは企業が握っていた。それが今では逆オークションで顧客が価格を決めることはさして珍しいものではなくなってきている。起業家はこのパワーシフトに気がついている。

1996年シリコンバレーで語られた言葉は「Middleman will die」

中間業者は中抜き現象で淘汰されるということ。しかし、ミドルは死ななかった。新しいミドルとして復活した。それは販売代理としてのミドルから購買代理としてのミドルへの変換である。

事例で言うならAmazonは販売代理ではなく購買代理として成功している。DELLも同様である。顧客が欲しい商品だけでなくそれに付随する情報を提供して見事、エージェントに成り代わっている。アスクルやミスミも同様購買代理で成功している。

■起業家は「知識社会」を「共感社会」に変革させる

知識社会は「知識」が価値を持つ社会ではない。「知識」が価値を失っていく社会である。単なる知識はインターネットで無料でしかも簡単に手に入る。だから単なる知識の受け売りは価値がない。知識だけの教員は淘汰される。

知識社会で価値あるものは「知恵」である。そう、インテリジェンス。センス。ノウハウ。年配者ハノウハウがある。知識を知恵に変えるノウハウがある。知識では若者にかなわなくなる。言い換えれば知識社会というのは人間力が求められる社会である。

■起業家は「営利追求企業」を「社会貢献企業」に変革する

CSR(企業の社会的責任)は世界的な潮流である。
[PR]
by orataki01 | 2006-03-12 13:47